経営を安定させるための80項目として、ブログを80個書いてます。
今日は36回目❗️「資産報告書について」です。
最後までお付き合いいただいた暁には、自分の会社のことがすごくわかるようになってるはずです。
では行ってみましょう!
第36回/資産について
資産には2種類あります。
資産には、ザックリ分けて6種類あります。
- ヒト
- モノ
- カネ
- 情報
- 時間
- 知的財産
1.ヒト、について
「会社で働く従業員」を指しています。
どのようなプロジェクトであっても、全てのプロジェクトは人が動かして行きます。
人の力により仕事が生まれ、人の力により仕事が納められていくことからも、企業活動において何よりも大切なのは「人」であることは言うまでもありませんね。
また広義では、協業先や委託先も含まれてきます。
全ての業務をアウトソーシングするとしても、やはり人は、企業活動に必要不可欠な最重要資源であることから、人を大切にすることが、会社経営の大原則であると言えます。近年、人的資源の不足が懸念される日本企業にとって人材の確保は大きな課題となっています。優秀な人材をいかに獲得するかが、会社経営を大きく左右すると言っても過言ではありません。
2.モノ、について
モノ」とは、製品そのものだけでなく、それらを製造する機械や、管理・販売に必要な設備に至るまで、会社で所有する物理的な物のことを指しています。
企業活動には、ヒトが扱う様々なモノが必要となります。いかにしてモノを活用できるかが企業利益に直結することから、モノの活用は経営戦略やマーケティング戦略により策定され、管理されて行きます。
3.カネ、について
経営資源における「カネ」とは、経営資金を指しています。
企業が成長するためには、優秀な人材を採用し、その人材が活躍するための設備投資を行わなければなりません。また、設備を活用した製品製造やサービス開発にも経営資金が不可欠です。
カネの資源は財務や経理の分野で管理され、キャッシュフローが適切に行われることで、会社経営を円滑にします。
4.情報、について
「情報」とは、その会社にしかないノウハウ、企業の所有する顧客データ、さらには顧客や地域などコミュニティとのつながりなど、無形資産の全般を指しています。
テクノロジーの飛躍的な進化によりヒト・モノ・カネなど形のある資源だけでなく、無形資産である情報の価値が高まり重要視されるようになりました。
情報は扱い方により、多大な利益を生み出す原資となる可能性を秘めていることから、慎重な扱いが必要不可欠です。
5.時間、について
「時間」とは、あらゆる時間のことを指しています。事業展開や事業拡大などに関わる意思決定にかかる時間をはじめ、商品を市場にリリースするまでにかかる期間、さらには従業員が同じ時間を用いて生産できる作業効率など、限りある時間をいかに適切に活用し、市場への価値を生み出せるかが、企業の成長速度に多大な影響を及ぼすことから、時間を経営資源と捉える考え方が近年、多くの企業で浸透してきています。
知的財産、について
経営資源における「知的財産」とは、人材、技術、組織力、顧客とのネットワーク、ブランド等の目に見えない資産のことで、企業の競争力の源泉となるものです。これは、特許やノウハウなどの「知的財産」だけではなく、組織や人材、ネットワークなどの企業の強みとなる資産を総称する幅広い考え方であることに注意が必要です。さらに、このような企業に固有の知的資産を認識し、有効に組み合わせて活用していくことを通じて収益につなげる経営を「知的資産経営」と呼ばれ、近年注目されています。
資産を棚卸することで、会社の強みがわかっていく。
先ほど説明した6つの資産を棚卸することによって、会社の「強み」がわかります。
優秀な人材がいる。
最先端の機会がある。
資金が潤沢にある。
知識や情報をたくさん持っている。
少人数で最大のパフォーマンスを出すノウハウを持っている。
ブランド力がある。
など、会社の強みを理解し、今後の経営につなげていけます。
そして資産は定期的に棚卸することで修正、改善、ストップなど様々な処理ができます。
ぜひ見直してみてくださいね。
さて、今日は「資産」についてお話しさせていただきました。
遊ぶようにはたらく、悠々歓々でした。
UUKK公式LINE LINEもコッソリやっとります。