悠々歓々のブログ

新商品開発 40/80

UUKKです。経営の視点からデザインを提案させていただいています。

さて、経営を安定させるための80項目として、ブログを80個書いてます。

今日は40回目❗️「新商品開発」です。

 

新商品開発のポイント

すぐできる改良と、長期的視野に立った開発に分けて取り組もう!

すぐできる改良とは?

例えば、既存品の改良パターンです。

既存品について何かを見直すことで、もっと売れる商品にできる場合があります。

たとえば、
・ネーミングやキャッチコピーの変更
・パッケージやサイズの変更
・素材・機能の変更
・対象とするお客様・利用場面の変更 などです。

 

もう一つのアプローチは、まったく新しい価値を持つ新商品の開発です。

全く新しい新商品の開発ついては、ベースとなる既存品がありませんので、失敗する可能性も高いです。

そこで、この場合は、「失敗することを当たり前のこととして、失敗を織り込んだ開発プロセス」が必要になります。

具体的には、

1.「お客様にとって価値ある商品・サービス」のコンセプトをお客様の使用行動や意見から見つける。
2. コンセプトの評価と検証を素早く行う。
  ことの2点が必要になります。

具体的な進め方としては
  1.  情報収集:お客様にヒアリングして、以下などについて尋ね、お客様のニーズや気持ちへの理解を深める。
    ・商品・サービスをどのように利用しているか。(利用場面・利用行動)
    ・商品・サービスの使用における不満・不便・不快・不安
    ・商品・サービスの使用についての意見・期待
  2.  着眼:聞いたお話の中から、いくつかのテーマを選び、新しい商品コンセプトを考える。
  3. 試作:商品コンセプトで提案する新しい価値を体感できる試作品を作る。
  4.  評価:試作品への意見をお客様に聞いて改善する。
  5. をくり返すことで、「お客様にとって価値ある商品・サービス」の具現化を行います。
開発はチームで行おう

新しいコンセプトの評価については、言葉だけでなく、お客様が体感できる試作品が必要ですが、作り込んで完成度を上げた試作品でなくとも、触ったり試したりできるモノであれば、使用感などについての評価を行うことは可能です。

なお、新商品開発については、チーム開発で取り組まれることをお勧めします。チーム開発によって組織が活性化し、新しいことにチャレンジする組織風土が生まれることが大きな成果につながります。

チーム力を発揮して新商品を開発しましょう。たくさんの人や手、頭を借りて開発することが良い商品づくりの近道になります。

 

それでは、この辺で。

 

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