悠々歓々のブログ

ブランド戦略の策定 41/80

UUKKです。経営の視点からデザインを提案させていただいています。

さて、経営を安定させるための80項目として、ブログを80個書いてます。

今日は41回目❗️「ブランド戦略の策定」です。

 

ブランド戦略とは??

ブランド戦略とは

目指すべきブランドを決め、様々な施策を実行することでブランド価値を高め、市場で優位性を獲得するための戦略です。

消費者は視覚や感覚を使って、企業の雰囲気やロゴ、商品やサービスを総合的に捉えて何らかの印象を持ちます。

その印象がブランドです。

数ある商品の中で消費者に選ばれるかどうかは、商品のパフォーマンスや価格に加えて、そのブランドの価値が影響します。

よって、自分たちのブランドはどんなものなのか、何を提供できるのか、何を達成しようとするのかを意図した通りにブランドイメージを消費者に正しく理解してもらい、価値を感じもらうために重要なのがブランド戦略です。

ブランド戦略のメリット

その1、差別化

自社の商品やサービスの価値を消費者に認知させることができ、効果的に差別化を行えます。
ブランドコンセプトを定めて施策を持続すれば、消費者はブランドを見ただけで自動的にその商品やサービスの特性を連想することができるようになり、差別化を図れます。

例1.)牛丼チェーンの吉野家「うまい、やすい、はやい」と消費者に認識されている。

例2.)スターバックスコーヒー「人々の心を豊かで活力のあるものにするためにーーひとりのお客様、1杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」コーヒーだけでなく、場所の価値やそこに行くことのステータスなどを打ち出している。バリスタの教育に力を入れているところも個性的。

ブランドは、消費者に価値を認知されて初めて差別化が実現されたと言えます。

その2、顧客ロイヤルティ

顧客が自社を信頼して愛着を持ち購買意欲も高い状態を顧客ロイヤルティといいます。

ブランド戦略をあらかじめ練り、長いスパンで顧客に提供すべき価値や抱いて欲しいイメージを定めることで、顧客ロイヤルティを獲得できます。
消費者は常に競合他社との比較を行っていますが、ブランドの価値が強く認識されれば消費者は迷うことなく選択できます。
また、リピート率や顧客単価の向上だけでなく、顧客が一定期間または生涯にわたって同じブランドを購入する額(LTV)の上昇が期待できます。

・価格競争を回避

ブランド戦略が上手くいけば価格競争を回避できます。
他社との競争で頻繁に起こるのは技術競争や価格競争です。例えば、PCなどの電気製品は製品のパフォーマンスや機能の種類、そして価格が主に争われます。

技術や価格は消費者にとっては、それ自体が価値になるわけではなく、消費者が抱えている問題への解決やブランドへの安心感、信頼感が価値につながり、単純な価格競争を回避できるようになります。

 

今日は、ブランド戦略についてお話ししてみました。

最後までありがとうございました!

 

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